日本における販売

日本ではかつて、1927年に日本ゼネラル・モータースが設立され、大阪に組立工場が建設されたことがあった(1941年に操業中止)。

1982年からはヤナセが輸入販売を開始し、シボレーブランドの日本での普及に大きく貢献した。

また1995年から2000年までトヨタ自動車がシボレー・キャバリエのOEM供給を受けてトヨタ・キャバリエとして販売していた。

2000年に、シボレー車の輸入権は日本ゼネラルモーターズ(GMJ)の所有となった。ただし、近年はGMとスズキが販売提携を結んでいたため、スズキが2000年からMWのOEM供給を、2001年からはGMとの共同開発車クルーズの生産をそれぞれ開始し、2003年からはコルベットを除くシボレー車の輸入権をGMJから取得してトレイルブレイザー、アストロ、オプトラの取扱を行った。

しかし、2006年3月にGMがスズキの株式の大半を売却したのを機にスズキは事業の見直しを行い、スズキが保有するシボレー車の輸入権については2006年11月にゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン(GMAPJ)へと移管すると発表した(資料)。アライアンスパートナーとしてのGMとスズキの両社間における戦略的業務提携関係はしばらくの間継続されたが、スズキが生産・販売しているクルーズは2008年で生産が終了し、残ったMWも2010年いっぱいで販売が終了した。

現在はGMAPJと三井物産がシボレーブランド車の輸入権を持っており、販売網はGMAPが展開するGMシボレー店・三井物産(主に並行輸入をも手がける外車販売店等が代理店となっている)に加えヤナセの3系列。 GMAPJと三井物産では輸入車種が異なるが、ヤナセを含め多くの販売店がGMAP・三井物産それぞれが輸入した正規輸入車を取り扱っている。 (クルーズ・MW・オプトラについては、ヤナセでの取扱いは極一部の販売店のみに留まっていた。)

近年ではシボレーのブランド名を冠した自転車が日本国内で販売されている。