歴史

創業者はスイス出身のレーシングドライバー、ルイ・シボレー (en:Louis Chevrolet) とGM設立に大きく関わったウィリアム・C・デュラントで、1911年に設立した。シボレーのエンブレムはそのデザインからボウタイ(蝶ネクタイ)とも呼ばれる。

シボレー・ベルエアー(1957年)1920年代、フォード・モデルTがベストセラーとなると、高級車に似せたより近代的なデザインと、豊富なカラーバリエーション(モデルTは黒1色)展開等で対抗し、実用本位だが旧態化したライバルを圧倒し、以来GMは規模面で常にフォードを凌駕する世界最大の自動車メーカーとなった。

その後第二次世界大戦や1950年代の黄金期を経て、長らくGMのブランド階層の最底辺に位置しながら、ごく真っ当な基本設計と時流を的確に捉えたスタイル戦略でアメリカNo.1ブランドの地位を保っていた。1970年代に入ると、石油ショックの影響を受けて小型、軽量化を余儀なくされ、以後、ドイツのオペルや日本のいすゞやスズキ、さらにはトヨタと連携して行く。

アメリカ合衆国以外の国では主にオペル(ブラジルやメキシコなどの南アメリカ諸国)やホールデンで(ヨーロッパ、アジアなど)リバッジ車が生産され売られている。

韓国市場においては、2011年2月まで「GM大宇」ブランドで販売されていたが、同年3月より社名が韓国GMとなったことを受け、一部の車種を除いて本国同様シボレーブランドに切り替えられた。